今更ながらですが、「おくりびと」見ました。
アカデミー賞受賞という事で期待半分・
ハードルが高すぎるが故の不安半分の気持で観たのですが、
素直にいい映画と思いました。
しいてあらさがしをするなら(必要はないのですが)
あまりに教科書的・模範的な筋書き・演出でしょうか?
これは欠点にはならないのかもしれないのですが、
他には文句のつけようがないんです。
逆にものすごく印象に残ったのは、出演者の存在感・
オーラみたいなもの。
演技と言えばそうかもしれないのですが、
例えば山崎努さん・山田辰夫さん・広末涼子さん
笹野高史さんといった人の映画での存在は
他の人ではできない切実なものとして作品のトーンを
決定づけてたように思います。
とりわけモックンのチェロを弾く手つきや納棺作業の
美しさには脱帽です。
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