2010年10月24日日曜日

映画「犬と猫と人間と」




仕事柄、ペットお持ちかどうかが一つのポイントに
なる仕事についているせいか
「人のペット観(ペットに対する愛情や知識)は
千差万別で本当に一人ひとり違うなぁ」
といつも認識させられます。



飼ってなくて興味もない人にとっては
ただの動物ですし、大事に飼っている人に
とっては家族・親友でしょうし、
そのふれ幅の中に居る犬や猫たちは、
それこそ人間以上にいい環境のペットも
大変な環境のペットも
いるんだろうなと感じていました。

でこの映画(ドキュメンタリー)を観たのですが、
最初に驚いたのは、日本国内での殺処分の数




2006年    2007年
犬 117969頭  100963頭
猫 235129頭  209494頭
(HPより)



映画では引き取る現場や処分する現場を
映し出すのですが、ここまで過酷な環境だと
は思ってなかったです。言葉を話せない・
理解できない犬や猫にとって
人間社会とのコミュニケーションは
僕らが思っているよりも大変なんだぁと
認識させられます。

又、動物も年をとればとるほど社会に対する
順応性がなくなっていくようで、
教育するのが難しいとの話もありました。
その辺は人間と同じでほほえましく思うのですが、
そういった犬や猫たちの行く末を思ってしまうと
ぞっとした気持ちにさせられます。

見ていて楽しい映画ではないのですが、
色々考えさせられました。
と同時に、引き取り現場で悪戦苦闘しながら
頑張ってる姿や偶然見つけた犬を

かわいがる子供たちを見ると
嬉しい気分になります。